甲信御岳参詣道の復活メモ ④-オオカミ伝承(その2) 

いよいよ9月も半ばになりました。
後期の講義開始まで2週間あまりとなりましたが、雑用におわれて、更新も滞っています。

今朝の南アルプスはコチラ↓
20170913風景

対馬でカワウソが目撃されたというニュースが最近流れていました。ニホンオオカミについても、生存説があり、庵主の知り合いでも期待を込めてこの説を唱えている人がいます。今日も、甲信御岳道のオオカミ伝承のつづきをメモしておきたいと思います。

今日は、東口です。東口は現山梨市にあたり、富士山からの修験者の道があったそうです。

金峰山東口方面のオオカミ伝承(山梨市)
山梨市役所『山梨市史民俗編』(2005年)

[東1-1]江曽原の三峰講中でも、代参は遠路はるばる秩父まで山越えの旅をした。山中で道に迷うことがあっても、三峰神社の眷属であるオイヌサマ(御狗様・狼のこと)が現れて道案内をしてくれたという。504


[東1-2]胎盤はカマスに詰めて畑に深く埋め、上に石を載せておき、山のオイヌ(御狗・狼のこと)にほじくられないようにする(八幡)517


三富村村誌編集委員会『三富村誌』(1996)

[東2‐2]埋葬するおりには、ムシロで棺をくるみ、沈め、~中略~土饅頭を被うように、墓に持ってきた旗竿などをさし、さらに鎌をさした。このおり芹沢では、三角錐状に二方をくじいた青竹、一方を木で支え、頂点を藤蔓で結び、そこから石を吊すものを作る。これはマヨケといわれ、狼や犬などに墓地を掘り返されないようにというわけであるが、埋葬した死霊が蘇生しないようにするための呪術であるという学説もある。



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Posted on 2017/09/13 Wed. 11:04 [edit]

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