甲信御岳参詣道の復活メモ②-オオカミ伝承(その1) 

ほぼ1か月近く更新が止まっていました。やっと前期の成績付けにもめどが立ったところです。

最初は久しぶりの南アルプスから

今朝の研究室の窓からの南アルプスはコチラ↓ 梅雨が明けても山容が見えない日が続きます。
20170803風景

さて、甲信御岳参詣道の復活ですが、庵主は講義の関係で参加できなかっものの、グループの人たちによる 南口の吉沢外道への実査 と 金峰山五丈岩での神事 が7月に行われており、少しずつ前進しているようです。

庵主は以前に予告した(?)、オオカミ伝承に関するメモを残しておきたいと思います。まずは、北口(長野県川上村)からです。

金峰山北口方面のオオカミ伝承
川上村村誌刊行会『川上村誌民俗編』(1986年)

[北1-1]秋山の船久保に、山犬様が出て困ったことがあった。秋山のある人がある日、こわめしを蒸かしてお鉢に入れ、それを持っていって、「どうかこれを食べて出ないようにしてもらいたい」といって帰ってきた。二~三日たって行って見たら、大きな山犬様が、二匹ちゃんと坐って頭をさげていた。それからは決して出てこなかったそうだ。837


>[北1-2]山犬につけられた時には、ころんだり、後に振り向かないようにゆっくりと歩く。山犬は転ぶのを待っているといわれている。家の前に来たら「ご苦労」というと山犬は帰って行ったという。837


[北1-3]大深山部落から大深山遺跡に通ずる道路を登って八合目あたりの道わきに、いぬ落としの穴のあとがある。いぬ落としというのは、土に直径四メートル位、深さ三メートル位の円型の穴を掘り、その上に細い棒を二~三本渡し、木の枝や草をかけて偽装した落とし穴である。
  オオカミに追われた鹿は一目散に逃げてきて、その穴の中に落ち込んで出られない。そこを村人が捕獲するという。鉄砲のない時代の仕かけワナの一種でもあった。


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Posted on 2017/08/03 Thu. 18:05 [edit]

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