御岳参詣道は復活するのか 

今年度の業務はほぼ終了したと思ったら、来週は新学年が始まります。

今朝の南アルプスの様子はコチラ↓ 昨日までお山では雪が降っていました。
20170328風景

昨日は、同僚の先生のご厚意で、甲府の北西部にある常説寺(甲斐市吉沢)金櫻神社(甲府市御岳町)でのヒアリングに同行させてもらいました。全く専門外なのですが・・・

常説寺は匿名でしたが、このブログでも過去にとりあげたことがあります。
甲府地裁平成民事裁判例の紹介(4)-平成20年10月10日判決」  http://nashidaina414.blog.fc2.com/blog-entry-245.html

このお寺には、承久の変(1221年)に関与した順徳上皇ゆかりの輿が寺宝として保管されています。寺伝によると、順徳上皇が承久の変の事後処理として佐渡に流罪になったおり、山梨の御岳(金峰山)に奉幣使を出し、その使者がここまで乗ってきた輿とのことです。

輿の近影はコチラ↓ 重要文化財になっているとのことです。
白輿

この常説寺の裏山から尾根伝いに金櫻神社、そして黒平(くろべら)、水晶峠を経て金峰山・金櫻神社奥宮につながる参詣道があり(現在は「吉沢ルート」と通称されています。)、江戸時代まではさかんに利用されていたそうです。



上の地図の中心点あたりに金櫻神社の一の鳥居があり、そこから尾根道に入っていました。国土地理院の地形図上でも破線の道が記載されています。

ところが、この一の鳥居は1800年代には既に倒壊していたそうです。その後、地中に埋まっていた石材を使用し、移築再建されています。

移築再建された一の鳥居はコチラ↓ 敷島総合公園にあります。
御岳一の鳥居

常説寺の住職の高橋栄斉師は、この一の鳥居の現地での再建、参詣道の復活を考えておられるそうです。

そのためには、いくつものハードルがあるようです。途中で出た話としては、次のようなものがあります。
1.吉沢のスタート地点から金峰山までの距離が長いこと
 公共交通機関や自家用車での参詣道への取り付きが必要となる。
 ほとんどの金峰山登山客は大弛峠(おおたるみとうげ)を起点として登山している。
 行政やバス・タクシー会社の協力が不可欠。
2.参詣道としてのストーリー性をどのように描くか 
 金櫻神社、金峰山はパワースポットとして単体で多くの参詣客・登山客を集めている。
 途中の昇仙峡は最近人気がいまひとつ。
 地域一体となったストーリーが必要。

今年の夏には、金峰山登拝も企画されているそうです。後日談は機会があれば・・・

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Posted on 2017/03/28 Tue. 16:30 [edit]

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