祝ノーベル賞受賞-大村智先生、梶田隆章先生 

研究室のある甲府も朝夕の冷え込みがつらくなってきました。
大学の講義は始まっているので、庵主も早起きをする日があり、布団の暖かさとの戦いの日々が始まります。

今朝の研究室の窓からの南アルプスはコチラ↓ 秋晴れです。
20151007風景

さて、ノベール賞の2日連続受賞で、日本国内は沸き立っています。
山梨大学でも、医学・生理学賞を受賞した大村智先生が、本学旧学芸学部(現・教育人間科学部)出身ということもあって、昨日などは県内のメディアが集まっていました。

メディア上は、ポジティブな話しか出てこないので、今日は同僚から出た本音のところを、順不同で、記録を含めてメモしておきましょう。

●50代・理系教授
大村先生は、山梨大学の助手をされていたようだが、その時代(1960年代)の理系学部の助手は、今と違って研究者扱いされず、ほとんど教授の使用人の扱いだったはず。大村先生はそんな環境が嫌になって北里研究所に移られたんだろうな。

●40代・理系准教授
大村先生は、梨大助手時代は決して恵まれていなかったはずなのに、梨大に毎年寄付をしてくれており、山梨や後進研究者に対する思いやりがある。頭が下がる。

●60代・理系教授
大村先生は、結果として大きな利益を上げる化合物を発見することができたが、その通ってきた道には、志なかばで、落伍していった研究者たちの屍が累々としていると思うよ。

●40代・理系准教授
大村先生は山梨大の学部の、梶田先生は埼玉大学の学部の出身であり、地方国立大は専門学校的な教育をしていれば良いともとられかねないお上の方針の間違いを指摘するためには良かった。


報道にあるように、大村先生にとっては山梨大学は、学部生として学生生活を過ごし、また研究テーマを得た場所ではあるのですが、ノーベル賞の対象となった研究には直接影響を与えていません。
大学の掲示にある「本学卒業生」というところにこの微妙な立ち位置があらわれています。

大学の掲示×2はコチラ↓ 卒業した小中高が出す祝意と同じレベルでしょうか。
20151007大学2

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Posted on 2015/10/07 Wed. 15:59 [edit]

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