NBP試合観戦契約約款について(前編) 

昨夜からの雨も上がり、過ごしやすい甲府です。

さて、研究室の庵主は、6月7日の日曜日に中央大学後楽園キャンパスで行われた比較法学会シンポジウムに顔を出してきました。会場までは、JR水道橋駅から東京ドームの脇を通って行ったのですが、ちょうど読売ジャイアンツ対ソフトバンクホークスの交流戦をやっており、多くの人たちが入場するところに出くわせました。
そこで目についたのは、今回のテーマです。

東京ドーム25番ゲートの様子はコチラ↓ いろいろと注意事項が書かれていますね。
20150607ドーム1

一番右手にあるのが「試合観戦契約約款」の抄録です。

ちょっと拡大したのがコチラ↓ きっと誰も読んでいないんでしょう。
20150607ドーム2

球場に入場して野球を観戦するのも「観戦契約」になるのですが、その契約の内容は日本プロ野球機構(NPB)と所属全球団で統一した約款で決まっています。

球場入口に掲載されているのは一部の条項で、全文はNPBのウエッブサイトに掲載されています(http://www.npb.or.jp/npb/kansen_yakkan.html
プロ野球を球場で観戦する場合には、観客が意識しているか否かにかかわらず、この契約内容で契約が結ばれたことになります。

ウエッブサイトに掲載された約款の構成は、次のようになっています(庵主コメント付き)。

試合観戦契約約款
第1章 総則
 第1条 (目的)
第2章 観戦契約
 第2条 (契約の成立)  →正規入場券取得時に契約成立
 第3条 (販売拒否事由)  →反社構成員等への拒否
 第4条 (転売等の禁止)  →ダフ屋行為の禁止
 第5条 (持込禁止物)  →危険物の持ち込み禁止、入場時の手荷物検査
 第6条 (入場拒否)  →泥酔者もダメだそうです。
第3章 観戦
 第7条 (入場及び退場)
 第8条 (禁止行為)  →麻雀も禁止だそうです。昔パリーグで見たことがあるような・・・
 第9条 (応援行為)  →鳴り物等は球団の許可が必要です。
第4章 違反に対する措置
 第10条 (退場措置)
 第11条 (販売拒否対象者の指定)
第5章 入場料の払戻等
 第12条 (入場料の払戻)
 第13条 (責任の制限)  →球場・主催者側の責任を制限しています。
第6章 その他
 第14条 (詳細の定め)  →ローカルルールを定めることができるとしています。
 第15条 (管轄)
第7章 附則
 第16条 (効力)  →2010年2月から発効だそうです。
 第17条 (本約款発効前の行為)



次回は、個々の条項について、検討したいと思います。
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Posted on 2015/06/09 Tue. 13:05 [edit]

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