よいお年をお迎えください。 

甲府での年内業務は昨日で終了しました。新年は4日から甲府での業務を再開します。

みなさまよいお年をお迎えください。

今朝の南アルプスの様子はコチラ↓ 年内最後です。
20161223風景


スポンサーサイト

Posted on 2016/12/23 Fri. 09:18 [edit]

CM: 2
TB: --

top △

2016年12月18日の朝焼け@埼玉県寄居町 

この週末、甲府から秩父まで遠征し、ミッドナイトハイクに参加してきました。
中野純さんという闇歩きの専門家の記事を読んで、研究室の庵主もボーイスカウト以来のミッドナイトハイクをしたいと思っていたところ、ご本人が共催されている会があったので、参加してきた次第です。

ハイクも後半朝焼けの様子はコチラ↓ この時間は寒かったです。
20161218風景

Posted on 2016/12/19 Mon. 15:11 [edit]

CM: 0
TB: --

top △

山梨には「無尽」が残っているよ(メモ後編)  

今日の甲府は寒風吹きすさび、寒い一日になっています。

研究室の窓からの今朝の南アルプスの様子はコチラ↓ お山の雲も風にあおられ・・・
20161215風景

さて、山梨の「無尽」メモの続きです。

大学で加入している判例検索システムで、「無尽」をキーワードにして、判例を検索してみました。
そのうち、「無尽」の中身に触れている判決は、わずか2件だったので、その内容をメモしておきたいと思います。これらの「無尽」は前回触れたいわゆる「取り無尽」です。

●甲府地判昭和31・7・17下級民集7・7・1943
「本件講会は訴外Mの営業資金を得る目的で昭和二十八年四月十六日発起されたもので会長を被控訴人とし、会員は被控訴人及び控訴人外十四名、一口の掛金額は一万円、総口数十七口、会式は親子総割制、開会日は同年四月十六日、同月二十七日、同年五月以降は毎月二十七日とし、落札は入札と口せりより決め、落札金は落札者が会員一名の保証の下に会長に対し金銭消費貸借契約証書を差入れ、講員の掛金若しくは掛戻金不払の場合における講金の取立は業務執行者たる会長がこれをなす約旨のもとに組織された無尽講であること」が認めれる。

●甲府地判昭和27・10・14下級民集3・10・1453
本件講会は、「訴外Dが発起人となり一口の掛金額五千円、総口数十八口の親子総割制による無尽講を設立し昭和二十四年二月一日を第一回として爾後逐次講会を開催し入札の方法で講金受領者を定めたこと」については控訴人は争っておらず、また証拠等によると「訴外Dの訴外Mに対する取引上の負債約十万円を償却することに出発したが結局講員相互間の資金の融通をなすことを目的として設立されたもので、会長、施主を定め会長は責任を以てその業務を処理し施主は会長の補助者として掛金、掛戻金の徴収落札金の交付講会の招集、準備等の事務に従事したことを肯認するに十分である」。

いくつか意味がはっきりしない言葉もあるのですが、それは後日しらべておくとしましょう。

メモの最後に、今年公表された「金融リテラシー調査」の結果です。週刊朝日の記事を引用しておきます(https://dot.asahi.com/wa/2016090900054.html。リンク切れ御免)。

 今、全国の地方銀行幹部から注目されている資料がある。日本人のお金に関する知識や判断力を、初めて公的・大規模に調べた「金融リテラシー調査」だ。結果を見ると、金融知識の高さや低さ、投資意欲の強さや弱さなど、お金にまつわる地域性が浮かび上がる。その調査で特に衝撃を与えたのが、山梨だ。その理由を東日本の分析とともに見てみよう。
 「都道府県別データが豊富で、地銀の営業戦略策定にも生かせる内容です。データの質と量ともに充実していて海外からも注目され、英訳作業を進めています」
 こう胸を張るのは、日本銀行の川村憲章・金融知識普及グループ長。地域の人口構成に合わせた18~79歳の2万5千人を対象にしたネット調査で、「金融広報中央委員会」(日銀が事務局で、政府や自治体で組織)が6月に結果をまとめた。
 ねらいは日本人のお金の知識や意識をつかみ、今後の金融教育に生かすこと。調査結果に一番驚いたのは山梨の金融関係者だろう。「人生の3大費用は何か」「金利が上がると債券価格はどうなる」など、正誤問題の正答率が全国最下位。おまけに、金融トラブルを経験した人の比率が全国で最高。「金融知識が低いとトラブルにあいやすい」との傾向の典型例になった。
 <中略>
 『出身県でわかる人の性格』の著者で、出版プロデューサーの岩中祥史氏(65)。山梨の知識の低さの背景には、当地で受け継がれる金銭の互助組織「無尽」があると指摘する。
 「金融機関ではなく、地域や職場に広がる無尽の仲間を頼りにする意識があります。金融商品の知識がなくても、仲間の強いつながりでやっていける風土です」
 確かに、山梨の消費者ローン利用者の比率は全国で下から2番目。では、なぜ金融トラブルが多いのか。
 「普段は無尽頼みで金融知識が低いだけに、たまに金融機関などと接点を持つとトラブルになりやすいのかもしれません」(岩中氏)
<中略>
『ビジネスの9割は「県民性」でうまくいく』の著者で、経営コンサルタントの矢野新一氏(67)は、
<中略>
冒頭の山梨の結果について、岩中氏と同じく「無尽」の影響力を指摘した。
「ゴルフの無尽など、今は金銭的な結びつきばかりではないが、影響は依然大きい。居酒屋に『無尽歓迎』と書かれ、選挙の当落は入っている無尽の数で決まると言われるほどです」
 全国最下位の金融知識は、郷土を愛する人の結びつきの裏返しかもしれない。




Posted on 2016/12/16 Fri. 14:55 [edit]

CM: 0
TB: --

top △

山梨には「無尽」が残っているよ(メモ前編) 

研究室のある甲府も寒い日が続きなかなか活動的になれない研究室の庵主であります。

研究室の窓から見える今朝の南アルプスの様子はコチラ↓ 冠雪部分が広がったような・・・
20161215風景

さて、行きつけの散髪屋の兄ちゃん(純山梨県人)と、散髪をしてもらっている間に、山梨の「 無尽(むじん) 」について、少し話をする機会があったので、備忘録としてブログを残しておきたいと思います。

法律を専門としている者にとって、「無尽」は一種の民間金融で、現在のように銀行の発達していなかった近代以前の制度という印象がありました。高校時代の日本史の教科書などにも、「無尽」と「頼母子(たのもし)」という用語がセットで出てきた記憶があります。

法律学用語の辞典を見てみると、無尽の内容を次のように説明しています。

「一定の口数を定めて、加入者を集め、定期に各口につき一定額の出資(掛金)をさせ、その毎回の出資金から1口ごとに抽選又は入札により金銭又は物品を給付し、順次にすべての口にこれを及ぼす契約。庶民間の金融手段として古くから行われた。<以下略>」(我妻榮代表編集『新法律学辞典[新版]』(有斐閣、1967年)1164頁)


「『無尽』とは関東で用いられる言葉であって、関西では頼母子(たのもし)もしくは頼母子講というのが普通である。この種の契約が成立する事情は、多くの場合次の通りである。甲が金5万円をいま必要としているが一人でそれだけ用立ててくれるものがいないときに、友人・知人の間を説き、1回5,000円払い、11回で完了する旨の無尽を組織する。この組織が終わると甲は自宅で最初の講会を開き、そこに集まった人をもてなすとともに、各自の醵出した掛け金の全額を取得する。彼はその結果、金5,000円を醵出して55,000円を入手したことになるのだから、結局所要の金額を手に入れる。その代わりに彼はその後無尽の世話人(『親』もしくは『講親』)になり、次の10回にわたって講会を開き、各講員をその講会に出席させるとともに、約定の掛金をその都度払い込ませ、各講会ごとに55,000円の講金が集まるようにしなければならない。他方この講金の処分方法は約定により定まるが、通常は講員に入札させ、最低の価額を付けたものにその申出金額を交付し、残余を講金の未受領者(見取口者)間で分配する。この種の行為が11回無事に終了すれば無尽は満回によって解散する。<以下略>」(末川博代表編集『民事法学辞典(下)』(有斐閣、1959年)1979頁)


ところが、山梨ではこの「無尽」という言葉・習俗が残っています。
散髪の兄ちゃんだけでなく、他の山梨県民に聞いてみても、民間金融というより、宴会や旅行を通じた懇親の集まりを「無尽」と言っているとのことです。前者を「 飲み無尽 」、後者を「 旅行無尽 」とか言ったりするそうです。これらの無尽では、費用の積み立てを行うことはあっても、お金の融通ということは行わないとのことです。

「飲み無尽」については、県内の飲食店でも「無尽」を承りますと書いてあることが少なくありません。

大学近くの中華料理屋の看板はコチラ↓ 無尽と宴会が並列ですね。
<無尽

一方で、数は少ないとのことでしたが、「 取り無尽 」と言って、お金のやりとりが行われるものもあるそうです。散髪屋の兄ちゃんも「取り無尽」には入っていないそうで、詳しい仕組みは分からないとのことでした。

(つづく)

Posted on 2016/12/15 Thu. 12:40 [edit]

CM: 0
TB: --

top △

学生を附属農場実習に引率しました 

今朝は学生(1年生)を学部の附属農場に引率するために朝から登校です。

今朝の南アルプスの様子はコチラ↓ 天気が良くてなによりです。
20161210風景

研究室の庵主の所属する社会科学系の学科では、1年生は2日間の農場実習が必修科目になっています。今年から学年担任が引率することになったので、庵主と同僚の政治学の先生の2名と農場委員の先生の計3人で引率してきました。

学生たちは、①白菜の収穫、②西洋ニンジンの収穫、③ほうれん草のトンネル作りに挑戦。

農作業(ほうれん草のトンネル作り)の様子はコチラ↓ 講義の聴講よりも熱心?
農場

今日の日記でした。

Posted on 2016/12/10 Sat. 19:19 [edit]

CM: 0
TB: --

top △

2016-12