国民にわかりやすい民法 

日曜日は東京で研究会があったので、研究室の庵主は東京に来ています。

この研究会では、現在のところ法律の規定と異なる合意が有効となる場合(任意法、任意規定)と法律の規定と異なる合意には効力がない場合(強行法、強行規定)について共同して研究しています。
椿寿夫先生(民法学者)がこの研究会の趣旨について書いている論考(「民法の規定と異なる合意・特約の効力序説」法律時報84巻4号99頁)の中で興味ある指摘をされています。
すなわち、「ある行動の法的側面を考えようとする人は、まず(民法の=庵主注)条文を見るであろう。しかし、条文にいきなり百パーセントおんぶしようとしても駄目である。まず、同一の国語ではあるが法律の世界に独特ないし特殊の約束事を知らなければならない」と。

ところで、現在進行している民法改正議論では「国民一般に分かりやすいものとする」観点で検討されたいという法務大臣の諮問をベースにしています。
そのため、普通の国民であれば、民法の条文を読んで、その規定の意味が理解できるようにということがしばしば語られています。

弁護士さんをはじめとする法律でご飯を食べている人たち(庵主もその末端に連なります)にとって、その存在意義を確保するためには、条文さえ見れば、誰でも分かるというのはちょっと困ったことになるかもしれません。庵主のような大学教員は、どうしましょう。

しかし、いろいろなケースを想定して作られるであろう民法の条文は抽象的にならざるを得ず、条文の意味内容や実際の適用を国民に伝えるためには、椿先生のいう約束事を知っている人が必要だと思います。
なんとか法律でご飯が食べ続けられるかな(ちょっと不安・・・)。
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Posted on 2013/09/29 Sun. 23:10 [edit]

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どの法科大学院進学を勧めるのか(肆-完) 

大学は来週から後期が始まるため、研究室の庵主も本格的に甲府に戻っています。

学部生の進路指導用に調査している、どの法科大学院への進学を勧めるのがよいかもそろそろ中間とりまとめをしなければいけません。過去の記事では、合格率などを見てきましたが、いよいよ地域性、未修者の受け入れ可能性を比べて、今後時間とコストをかけて調べる大学を絞ってみました。

調査対象の候補とした基準、次の通りです。
1.研究室のある山梨大学の学生の出身地が甲信駿の3県であるので、法科大学院の所在地が東京圏・愛知圏であること
2.本学学生は法学未修者となる可能性が高く、かつ、切磋琢磨による学習効果を考えて、法学未修者の定員および受験者が10名以上であること
3.学習成果を見るため、今年度の未修者最終合格率が10%程度あること(全国平均23.9%)
4.授業料や設備更新の問題から、補助金カット対象校は除く
5.上記1~4にかかわらず、山梨県、長野県、静岡県に所在すること

これらの基準にあてはめると、次のようなリストが出来上がりました(国立、公立、私立の順。それぞれのなかでは順不同)。定員(概数)は2014年度のもの(伊藤塾調べ)、未修者現役合格率(2013年度)、定員充足率(2012年度)はそれぞれ法務省、文科省の発表のものです。
①東京大学   定員240名(うち法学未修者75名)  未修者現役合格率34.6%   定員充足率0.95
②名古屋大学   定員70名(うち法学未修者40名)  未修者現役合格率33.3%  定員充足率0.97
③一橋大学   定員85名(うち法学未修者25名)  未修者現役合格率26.3%  定員充足率1.04
④千葉大学   定員40名(うち法学未修者15名)  未修者現役合格率50.0%  定員充足率1.10
⑤横浜国大   定員40名(うち法学未修者20名)  未修者現役合格率41.2%  定員充足率1.05
⑥信州大学   定員18名(法学未修者枠なし)  未修者現役合格率10.0%  定員充足率1.00
⑦静岡大学   定員20名(うち法学未修者10名)  未修者現役合格率0.0%  定員充足率0.40 
⑧首都大学   定員42名(うち法学未修者10名)  未修者現役合格率53.8%  定員充足率1.00
⑨慶応大学   定員230名(うち法学未修者70名)  未修者現役合格率38.7%  定員充足率1.00
⑩早稲田大学   定員270名(うち法学未修者120名)  未修者現役合格率35.5%  定員充足率0.97
⑪中央大学   定員270名(うち法学未修者70名)  未修者現役合格率37.0%  定員充足率0.91
⑫明治大学   定員170名(うち法学未修者80名)  未修者現役合格率13.6%  定員充足率0.77
⑬上智大学   定員90名(うち法学未修者40名)  未修者現役合格率33.3%  定員充足率0.89
⑭法政大学   定員80名(うち法学未修者20名)  未修者現役合格率18.2%  定員充足率0.79
⑮創価大学   定員30名(うち法学未修者15名)  未修者現役合格率27.3%  定員充足率0.80
⑯愛知大学   定員30名(うち法学未修者15名)  未修者現役合格率63.6%  定員充足率0.27
⑰山梨学院   定員20名(うち法学未修者15名)  未修者現役合格率37.5%  定員充足率0.34

上記は私情を挟まずにリストアップしたのですが、やはり旧帝大、上位私大は入っていますね。千葉大はこの制度にうまく対応しましたね。要チェックの大学です。それに横浜国大や首都大学東京あたりも重点的に調べてみる価値はありそうです。

こんな記事を書いてはいますが、今日の日本経済新聞朝刊大学面(12版)には、「縮む米ロースクール」と題して、日本の法科大学院のモデルとなったアメリカのロースクールも乱立による修了生の就職難が原因で受験生の減少を招き、危ない的な記事が出ておりました。
日本も今後どうなるかわかりませんが、それが本当は一番大事なことなのですが・・・。

Posted on 2013/09/26 Thu. 11:19 [edit]

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倍返しだ!―民法の世界から 

研究室の庵主も、昨夜はTBSの日曜劇場「半沢直樹」を手作業しながら見ていました。
放送終了後からfacebookやtwitterなどでもコメントや関連記事がいっぱい出ていたので、庵主の友人・知人・関係者も多数見ていたようです。

庵主が企業勤務時代は半沢たちのような出世競争なるものとはほとんど無関係でした。前職を退職するときに、当時の上司から「君は出世したいという意識がないからダメだ」的なことを言われましたが、本人的には無いわけではなかったんですがね。ただ、ほかの人から比べると意識は希薄だったのかもしれませんn。

大学の場合、研究職としては教授が打ち止めなので、出世的な意味合いからは、行政職上の地位(たとえば、学部長とか学長とか)、勤務校の格、学会での地位や政府関連の役職などがあります。庵主は教授職で、ある意味打ち止めであり、幸運にもあまり気にせず過ごすことができています。

さて、半沢直樹の決め台詞「倍返しだ」(最終的には、「100倍返し」まで膨らんだようですが・・・)というのは、民法上はどうなのでしょうか。
たとえば、不法行為という他人の利益を侵害する行為に関連して、民法509条は次のように定めています。

第509条 債務が不法行為によって生じたときは、その債務者は、相殺をもって債権者に対抗することができない。

この規定は、不法行為によって相手方に損害賠償責任を負う場合、この賠償債務と相手方に対して有する債権との相殺を禁ずるものです。つまり、相手方から何らかの仕打ちを受けて、それに仕返ししたとしても、それはそれ、これはこれで金銭的な責任を負担するということになります。そうして不法行為の連鎖を防いでいるのです(それ以外にも実際賠償による被害者保護の考え方も入っています)。

また、倍返しという言葉は「手付倍返し」というものがあり、手付金を受け取った人ー(通常は売主)がその契約をキャンセルする場合、手付金の返金とそれと同額の損害金を支払うというものです(解約手付)。半沢直樹の使い方とは違い、不動産売買契約などに利用されることが多いルールです。
民法の関連条文は次のとおりです。

第557条第1項 買主が売主に手付を交付したときは、当事者の一方が契約の履行に着手するまでは、買主はその手付を放棄し、売主はその倍額を償還して、契約の解除をすることができる。

これは契約の話なので、事業者・消費者間の契約でなければ、当事者間で10倍返しや100倍返しの約束も合意はできます。ただし、何倍も返すとなると、特殊事情や手付金がよほどの少額でない限り、公序良俗違反で無効となる危険性があります(民法90条)。

さらに、日本民法では認められていないのですが、懲罰的賠償としての2倍賠償や3倍賠償という考え方もあります。不法行為・違法行為者が帰責性が強い場合(故意がある場合など)に懲罰として損害額以上の賠償を命ずるものです。

誰かのコメントで「倍返し」は教育上良くないと書かれていましたが、法律的には合理的範囲で認められる考え方ですね。

Posted on 2013/09/23 Mon. 10:10 [edit]

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伊勢市の茜稲荷神社にお礼参りをしました 

研究室の庵主は、明日の朝から大阪で研究会があるので、今日は移動日です。
今回は伊勢市にある豊川茜稲荷神社にお礼参りをするために、山梨の地酒を持って、甲府を早朝に出発し、名古屋経由で行ってきました。

茜社は、茜神社(あこねさん)、豊川茜稲荷神社、天神社の3社からなっておられ、お伊勢さん外宮(豊受神社)の近くに鎮座しています。
 ※あこねさんのHPはこちら↓
  http://akonesan.com/

 ※御木本道路側の参道はこんな感じ↓ 今回も仁義は切っています!
茜神社
鳥居は、場所柄やはり神明鳥居(伊勢鳥居)ですね。

以前お伊勢参りをした折に寄らせて頂き、大過なく仕事が進みますようにとお願いしていたところ、大過なく過ごせたので(庵主の講義を受講した学生の立場からはわかりませんが・・・)、お礼参りをした次第です。我が家では、お稲荷さんに対しては特にちゃんとお礼をしないといえけないとの家訓(?)があります。

茜稲荷神社の神様のお力については、作家の佐藤愛子のエッセー集『冥途のお客[文庫版]』(文芸春秋、2007年)に興味深いエピソードがありました。そのことが印象深く、お参りさせて頂いたという経緯があります。

このエピソードは、かなり超自然的(否定的ニュアンスでいうとオカルト的)なので、立場上紹介しづらいです。もし、ご興味があれば、上記の本を読んでみてくださいね。

お礼参りの後は、せっかく伊勢まで来たのですから、外宮→内宮→おかげ横丁(赤福&伊勢うどん)の庵主お決まりのコースでした。今年は20年に一度の式年遷宮の年なので、今日もびっくりするぐらい参拝者がいました。今年はお伊勢参りも、ディズニーワールド同様、平日に行かないと大変です。

Posted on 2013/09/20 Fri. 20:02 [edit]

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石巻の幼稚園児震災死亡事故訴訟の地裁判決 

今日の甲府は良い天気で、庵主の研究室からも南アルプスが良く見えています。

↓こんな感じです(実際はもう少しはっきり見えています)。
魚眼

さて、一昨日、仙台地方裁判所で学校関係者にとって重要な判決が出ました。東日本大震災がらみで、かつ、被害者は幼稚園児であったため、全国紙でも取り上げられています。

庵主は判決文を入手しておらず、現段階で記事にするのは法学教員としては拙速なのですが、紹介かたがた考えてみたいと思います。

事案は以下のとおりです(以下、2013年9月18日付け朝日新聞朝刊13版社会面による)。
石巻市の高台にあった私立H幼稚園は、東日本大震災の直後、幼稚園児を保護者の元に送り届けるとして、送迎用バスに乗車させました。当時防災無線により既に津波への警戒が伝えられていたにもかかわらず、園側は午後3時過ぎ、このバスを海側に出発させました。10分後にふもとのK小学校バスは到着し、そこで保護者を待って待機した後、幼稚園に引き返す途中で津波に巻き込まれ、その後発生した火災により園児5名が死亡しました。
2011年8月10日に園児4人の遺族は、幼稚園を経営する学校法人を相手取って、安全配慮義務違反による損害賠償2億6680万円の損害賠償を求めた事案です。

まず、安全配慮義務ですが、これは民法の法文のどこにも出ていません。
もともと労働関係にある場合、雇用主が被用者の生命・健康を危険から保護するように配慮すべき義務を負うとして、判例・学説で認められたものでした。現在では労働契約法5条に明文の規定があります。
労働関係に限らず、学校などでも教員や設置者はこの義務を負うと考えられおり、現在行われている民法改正議論では、契約一般に適用があるものとして明文化するとの提案もなされています。

訴訟で安全配慮義務違反のような契約上あるいは契約に付随した義務の違反を問う場合、被告側が過失がなかったことを立証する必要があるのですが、今回なら幼稚園側が、①園児の被災は予見できなかった、②被災しないような回避措置を講じたにもかかわらず、(未曽有の災害により)園児は被災した、を証明できないと、損害賠償義務を負う危険性がありました。

上記の朝日新聞記事では、①についての幼稚園側の主張が退けられた点を比較的詳しく、同日の日経新聞朝刊13版では①②を淡々と報じていました。
①の予見できたかについて、朝日新聞の記事によると、次のようになっています。
幼稚園の主張1「防災無線は聞いていない」→裁判所:否定→津波の到来、人命への危険は予見可?
幼稚園の主張2「停電等による情報収集する余裕がなかった」→裁判所:否定→予見しようと思えばできた?

今回の訴訟では、防災マニュアルと違う行動をとった(職員はその存在を知らない)やK小学校の児童は徒歩で無事に避難できていたことなどを考え合わせると、幼稚園側の主張は認められづらかったものと想像できます。

庵主の従兄夫婦は石巻で高校教諭をしていますが、震災後に学校が避難所になったこともあり、寝食を忘れるほどだったと聞いています。ましてや幼稚園のような幼児を預かる先生方や設置者の重い責任を改めて感じさせた事件でした。

Posted on 2013/09/19 Thu. 12:52 [edit]

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どの法科大学院進学を勧めるのか(参) 

研究室の庵主は昨日から研究室に戻ってきたので、法務省が公表した司法試験のデータを眺めておりました。

新聞報道による学校別合格率は、最終合格者/受験者ですが、それ以外の実数もいろいろと出ていたので、ちょっと紹介しておきましょう。

まず、合格率ですが、新聞報道などによる合格率・順位(=A)と受控え者や出願後断念者などを加えた受験予定者を分母とした合格率・順位について、それぞれのベスト10は次のようになります。
           A                  B
 予備試験  ①71.8% (120/167)     ①65.2% (120/184)
 慶応大学  ②56.7% (201/354)     ②50.4% (201/399)
 東京大学  ③55.1% (197/357)     ⑤45.5% (197/433)
 一橋大学  ④54.4% (67/123)      ③46.5% (67/144)
 京都大学  ⑤52.4% (129/246)      ④45.9% (129/281)
 愛知大学  ⑥42.8% (12/28)       ⑧32.4% (12/37)
 首都大学  ⑦40.6% (39/96)       ⑦32.5% (39/120) 
 中央大学  ⑧40.0% (177/422)     ⑥33.6% (177/527)
 早稲田大  ⑨38.4% (184/479)     ⑨32.2% (184/572)
 千葉大学  ⑩36.9% (24/65)       ⑪28.9% (24/83)
 大阪大学    -               ⑩29.0% (51/176)
まあ、有力校はほぼそのままですが、若干の順位変動はありますね。

庵主がデータを眺めるのは、学生の進路研究の一環なので、この合格率より、法学未修者(法学部以外の学部の卒業生や社会人を想定して、3年の就業期間で法学の基礎から学習する人。実際は、じっくり受験勉強するため法学部出身者も多く、理念どおりにいっていない。)の合格率に興味があります。
さらに、未修者の指導体制を考える上でも、現役受験生(平成25年3月修了者)の合格率を確認しています。これについてもベスト10を紹介しておきます。それぞれの数字は、左から現役受験生の合格率、(現役合格者数/現役受験者数)、法学未修者の現役受験生の合格率、(法学未修者現役合格者数/法学未修者現役受験者数)です。
       
 ①東京大学  71.2% (148/208)    34.6% (18/52)  
 ②島根大学  66.7% (2/3)       66.7% (2/3)
 ③慶応大学  66.5% (141/212)    38.7% (24/62)
 ④京都大学  63.3% (95/150)     46.4% (13/28) 
 ⑤愛知大学  61.5% (8/13)      63.6% (7/11)
 ⑥一橋大学  60.5% (49/81)      26.3% (5/19)
 ⑦首都大学  55.6% (25/45)      53.8% (7/13)
 ⑧中央大学  49.1% (114/232)    37.0% (20/54)
 ⑨千葉大学  47.4% (18/38)      50.0% (6/12)
 ⑩早稲田大  47.3% (121/256)    35.5% (43/121)

数字上のマジックのある大学もありますが、ここでも有力大学が強いですね。法学未修者の合格者が多い理由は、もともと優秀な学生が入学している、かつ、未修者向けの指導が充実している、ということだと推測します。現役受験生の合格率が高いのもこれと相関していると思います。
実際、ある私立法科大学院の実務家教員の弁護士さんに「先生のところはどうですか?」と聞くと、かの弁護士先生曰く「素が悪いからダメだよ!」でした。む~ん、というところです。

学力向上(それに将来の人脈形成)のためには、優秀な同期生がいる方が良いに決まっており、その意味からも庵主の分析は続きます。


Posted on 2013/09/18 Wed. 11:45 [edit]

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どの法科大学院進学を勧めるのか(弐) 

今日の庵主は、国会図書館で来月の研究会報告用の文献を漁っていました。

さて、一昨日の記事「どこの法科大学院進学を勧めるのか(壱)」で、法学専門の博士課程を持たない山梨大学の教員である庵主としては、学生が法学を更に勉強したいと言ったときに、法科大学院進学を勧めるのか、勧めるとしてどの大学院なのかが問題だ、ということを指摘しました。

法科大学院は法曹(裁判官、検察官、弁護士の3職)の養成を目的としていますが、実際の進路としては、①司法試験に合格してこれら法曹へ進む、②司法試験に合格して企業や官庁に就職する、③法学研究科の博士課程後期に進学して、研究者を目指す、④司法試験に合格しないまま、企業や官庁に就職するなどがあります。

庵主の研究室のある学部は未完成なので、在校生たちはまだ若く、仮に法科大学院に進学しても、上記①~④のいずれも可能性があります。
また、それ以外のこちら側の事情としては、以下のようなものがあります。
○山梨、長野、静岡の3県出身の学生が大半を占めること
○法学科目は憲・民・刑・商の4科目があるものの、各法の履修時間は法学部の1/2~1/3程度しか
 ないこと(「大学コンソーシアムやまなし」の単位互換制度を利用して、山梨学院大学に提供してもらっている刑法を除く。)、
○法学系の予備校はLEC甲府本校くらいしかないようで(見落としていたらごめんなさい)、学外での学
 習は自習が中心となること

庵主としては、これらの事情を加味しながら、定性情報の収集対象校を絞ってゆくことになります。基本的のファクターとしては、所在地、法学未修者の扱いなどが中心となると思います。
その結果は、またの機会に・・・

Posted on 2013/09/13 Fri. 17:38 [edit]

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どの法科大学院進学を勧めるのか(壱) 

研究室の庵主は、図書館に行く前のスタバ・タイム中です。

さて、昨日法務省から平成25年度新司法試験の合格者の発表がありました。合格された約2000名の
諸君は法曹としてのスタートですので、頑張ってください。

今回の結果を見ると、法科大学院毎の格差は一層広がってきたのではないかと危惧を覚えてしましま
す。法科大学院・司法試験の制度について、色々な意見があるのですが、文理総合系学部の法学教
員である庵主には2つの視点があります。
1つめは、法学関係者として、これら制度がどうあるべきか論の視点。
2つめは、大学学部教員として、法律関係の仕事に就きたい学生への進路相談(指導するほど力量は
ない?ので、相談だけ)における法科大学院の位置づけを考える視点です。

1つめの視点については、知り合いの美人弁護士(貴方です。で、誰?)からも雑談的に聞かれたこと
もあるのですが、法務省で現在見直しが進んでいること、弁護士さんなどがマスメディアやブログでも
いろいろな方が意見を述べられていることから、専ら2つめの視点についてボチボチ書いてみましょう。

庵主の研究室のある山梨大学の地域社会システム学科では、法学を専門的に学習するカリキュラム
を組んでいるわけではないのですが、全教員19名中に3名の法学教員いることから、学生が法学に
接する機会は少なくないので、法律をもっと研究したい、あるいは法律関連の仕事に就きたいという
学生が出てくる可能性があります。1人でもそんな学生が出てくれば、教員として対応して行く必要が
あります。

実際、大学進学にあたって法学に興味があったのだが、事情があって、地元の国立大にしか行けな
かった子がいるという話も聞いていますし、前期の講義アンケートでももう少し法学を勉強したいと回
答した(学生の気遣いか?)子もいたようなので、あながち可能性が否定できないのです。

以前同僚の法学系の先生方と話をしていると、こんな学生には公共政策系の他大学大学院進学を勧
める、法科大学院進学(未修者入試)を勧めるなどの意見が出ました(現在梨大には該当大学院なし)。
法科大学院進学については、制度自体がどうなるか心配だねとか、地方出身者が多いので学費も重
要な要素だよねとか、どこの大学を勧めるのか考えておかないといけないねなどの留保が付きました。

今回の司法試験で最終合格率上位校であった、東大・京大・一橋大・慶応大にしても、合格率は50%
程度にしか過ぎません※。しかもこの数字は、受験者を分母にするので、留年者と受控え者などは分
母に入っていませんし、一方現役生も浪人生も合算された分母です。その意味では、どこの法科大学
院進学を勧めるかの点では、参考程度の数字になります。
それに一部の法科大学院では、私大医学部が医師国家試験の合格率を上げるのと同様に、合格可
能性のない学生は修了させないという方針をとっているとの噂も聞いています(冷静に考えると当然
ですね)。
 ※参考:合格率トップ10 合格率(合格者/受験者)
  ①予備試験 71.8 (120/167)     ⑥愛知大学 42.8 (12/28)
  ②慶応大学 56.7 (201/354)     ⑦首都大  40.6 (39/96)
  ③東京大学 55.1 (197/357)     ⑧中央大学 40.0 (177/442)
  ④一橋大学 54.4 ( 67/123)      ⑨早稲田大 38.4 (184/479)
  ⑤京都大学 52.4 (129/246)     ⑩千葉大学 36.9 (24/65)


むしろ、法科大学院別・修了年度別の合格者数や法科大学院別の累積合格者数の資料も法務省か
ら出ていたりするので、今後そのような資料から進路相談用のデータを準備することも必要になってき
ます。

旧帝国大学や有名私大に行けば、最終学歴がその大学になるし(これを“学歴ロンダリング”と呼ぶ人
もいます)、指導体制もそれなりに整っていると予想されるので、このような大学を勧めると大きな間違
いはないのですが、そんなことは誰でもできちゃいます。

庵主としても、大学に戻る来週以降、今年のデータの分析や資料集めを始めないといけません。法科
大学院の進学説明会に行ってみようかな・・・

Posted on 2013/09/11 Wed. 11:36 [edit]

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いわくある土地-民事法の立場から 

2020年のオリンピックの東京開催が決定しました。
天邪鬼の庵主は、政治家やマスコミが騒いでいるのを見ると白けてしまうのですが、選手のみなさんには頑張ってほしいと思います。

さて、一昨日の記事「将門公の首塚へ再訪」でも書きましたが、地力のある土地というものがあります。
庵主も昨年大阪の研究会で土地の心理的瑕疵について報告したことがあり、曰くのある土地の形成について興味があり、少しずつですが調べているところです。
※報告の概要はコチラ(別ブログ)↓
  http://blog.goo.ne.jp/osakabl2012/e/d085af0a6f6cdde3b041e132a4219e5d

庵主の専門である民事法上は自殺、殺人などが発生した土地が瑕疵(きずのこと)があるかどうかというのが問題になることが少なくありません。民法学者でも、信州大学の後藤泰一先生が研究されているようです(面識なく、直接お話ししたことがないので、執筆された論文から推測)。
 
後藤先生のインターネット公開されている論文としては、次のようなものがあります。研究者向けですが、興味のある方はどうぞ。
「心理的損傷と債務者の危険負担 : 横浜地裁平成22年1月28日判決を素材にして」信州大学法学
論集17号1頁
「殺人事件と民法570条の隠れた瑕疵」信州大学法学論集14号89頁
○「不動産の売買と心理的瑕疵」信州大学法学論集3号25頁

少し視点は違うのですが、民間伝承でも、所有したり、利用(耕作)したりすると不幸が訪れるという土地があります。研究室のある山梨やその近隣では「クセ地」と呼ぶようですが、地域や由来によって、「忌地」、「忌田」、「病田」、「ナメラ」などの名称もあります。

これらは、事件・事故があった土地が忌み嫌われ、交換価値が減少した理由づけとして名称が付され、伝承されているものが多いようです。
その一方、子孫が土地を手放すことがないように土地所有者が自らクセ地化する事例もあります。山梨の民俗事例ですが、ある田畑の持主が自分の遺体をその田畑に埋めさせ、他人が手を出さないようにしたとの伝承があります(『山梨県史 民俗編』より)。遺体の埋まった土地は嫌だろうということのようですが、現実にはこのような土地の売買事例もあるようで、その場合子孫の墓参の権利は存続するともされています。

それ以外にも「寺の後、神社の前」という言葉もあり、家を建てるにはふさわしくない土地とされています。
なぜそうなのか由緒は良くわかりませんが、寺社仏閣や墓地の跡地は嫌われていますね。

庵主の専門の民事法の立場からは、土地は財として交換価値や利用価値に置き換えて考えること、すなわち銭金の問題として考えがちので、世間一般の人がこのような土地にどのような経済的な価値を与えるるのかとの側面が議論対象になります。
庵主は天邪鬼なので、このあたりの議論は先生方にお任せして、もう少し人の性(さが)を探ってゆきたいと思っています。

Posted on 2013/09/09 Mon. 11:07 [edit]

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将門公の首塚へ再訪-心霊スポットって? 

研究室の庵主は、金曜日の夜に前々職であった三井物産の同期会があっため、東京の大手町に
行っておりました。会社は、将門公の首塚の隣にあるので、十数年ぶりに将門公へのお参りがで
きました。

写真は土曜日にガラ携で撮らせて頂きました。将門公に事前に仁義は切っています。
130907_090320.jpg

道路側から(五輪塔は正面右側にあります)
130907_090355.jpg

ネットやホラー系の本の中では、将門公の首塚は東京最強のパワースポット、あるいは東京最恐
の心霊スポットとして取り上げられていることがあります。

元々は旧神田明神の敷地内にあったのが、神田明神が移転しても、動かすとタタリがあるため残
ったとか、開発のため動かそうとしたGHQ(連合国軍最高司令官総司令部=太平洋戦争後に日
本を占領した米軍を中心とした国連軍の司令部)や旧・大蔵省の関係者が不審死したとか、近隣
の会社で不幸が発生したとか、まことしやかに語られています。
しかし、庵主はこのあたりの事実関係は分からないので、そんな噂があるということで書いておき
ます。

ちなみに、千代田区観光協会の案内文(部分)は以下のとおりです。
「三井物産ビルの東側に、将門伝説の首塚の碑が建っています。
 平安時代、朝廷に反逆し下総で討死した平将門の首が京でさらされ、その首を所縁の人々が
 もらい受け、当時の武蔵の国豊島郡 平川村(皇居平河門あたり)の観音堂かたわらに埋葬し
 たとも、怨念で京から首がこの地に飛んできたものを祀ったともいわれ ています。
 13世紀になって首塚は荒廃し、将門の亡霊は大いに怒って江戸の民に祟り、また改めて手厚
 く供養したといい伝説があります。
 塚そのものは関東大震災後、大蔵省再建の際に崩されたようです。  」

庵主は、4年間首塚を見下ろすオフィスで仕事をしていましたが、何も起きなかったですし、それに
類する話を直接聞いたことも有りません。
庵主が三井を辞めたことは、将門公のタタリではないでしょう・・・。

もちろん、人々の信仰や崇敬を集める、地力や地霊の強い場所に対して無礼を働くような人には、
悪いことが起こっても、それもあるかなっている気がしますが、だからと言って心霊スポットのような
取り上げ方をすることに対しては否定的です。

同期会では来年から三井物産ビルの立替えが始まるとの話が出たので、安全第一で工事を進めて
もらいたいと祈っています。

Posted on 2013/09/07 Sat. 09:30 [edit]

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婚外子の法定相続分に関する判決(その2) 

昨日と打って変わって良い天気になっています。
研究室の庵主は、前々職の会社の同期会のため夕方から東京に向かうので、バタバタしそうですが、そ
れでは昨日の続きを・・・

昨日は、婚外子の法定相続分に関する最高裁の違憲判決の内容をアップしました。明治以来の規定を
違憲とすること、結婚に関し、かつ、お金が絡むことから、最高裁は非常に丁寧な説示を行っていますが、
いろいろ意見があるところだと思います。

もちろん、婚外子側は判決を歓迎していますが、ポイントは①両親の婚姻の有無にかかわらず、子供は
平等に取り扱われるべきだ、②諸外国-特に先進国-では相続分の平等化が実現している、③家族の
あり方も変わってきた、④法律婚の保護は婚姻届のない妻に相続分がないことで足りる、などになりま
す。これらの点を最高裁も重視したことは、昨日のご紹介のとおりです。

これに対し、当然この判決や考え方に批判的な立場もあります。
まず、今回の当事者であった婚内子側からは、父親に家庭を壊された者にとっては、差別的な取扱い
が心のよりどころであったとのコメントが出されています(↓※)。また、法律婚あるいは一夫一妻制と
いう日本の婚姻制度の根幹を揺るがすおそれがある、などの主張もあります。

 ※2013年9月5日付け朝日新聞朝刊(13版)が掲載した婚内子側のコメント
  「私たちは幸せな家庭を壊され、家から追い出されました。それでも母は(婚外子の相続を半分と
   する)規定を心の支えに精神的苦痛に耐えてきました。最高裁の判断は、日本の家族形態や社
   会状況を理解せず、国民の意識とかけ離れていると思います。絶望しました。 」

庵主としては、最高裁判所の決定に賛成します。その上、今回の決定文は、法学の試験の模範解答
といってもよいくらいで、学生にも読んでほしいと思います。
たしかに、今回の事案では婚内子も父親と同居する機会がなかったり、可哀そうな点もあるのですが、
これは法定相続分とは別の問題として、違う解決策を考えた方がよいでしょう。

むしろ懸念材料は、今回の最高裁の決定に対応した民法改正ができるかどうかです。
新聞報道でも政権与党の自民党の内部でも反対派が少なくないとのことです。家族制度の変化を家
制度、ひいては国家制度(国体?)に対するアリの一穴と考えているのかもしれません。
少数者の利益に配慮するのが自由主義であり、これを標ぼうする政党である以上は、さっさと改正手
続に入ることを望みます。

Posted on 2013/09/06 Fri. 11:32 [edit]

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婚外子の法定相続分に関する判決(その1) 

大雨の影響はいかがだったでしょうか?
研究室の庵主は、名古屋の大雨をタッチの差で逃れ、甲府に戻ってきておりました。

さて、今朝の日刊紙の一面にも取り上げられていますが、昨日、最高裁判所大法廷が民法900条4号の
規定を違憲とする判断を示しました。早速裁判所のホームページに掲載されていたので(PDFファイル)、
庵主も一読してみました。

決定文によると、事案は次のとおりです。ある男性(稲川淳二調に・・・仮に「Aさん」としておきましょうか)が
平成13年7月に死亡し、相続が開始しました。Aさんには婚姻届を出した奥さんとの間の子Xさんほか(婚内
子)と別の女性との間の子Yさんほか(婚外子)がいましたが、XさんらはYさんらを相手取り家庭裁判所に遺
産分割審判を申し立てたことが発端です。下級審では、民法900条4号但書を合憲とし、Yさんらの法定相続
分はXさんらの1/2であることを前提とした遺産分割をすべきとしました。

ちなみに、民法900条は次のような条文です。
「同順位の相続人が数人あるときは、その相続分は、次の各号の定めるところによる。
 一  ~ 三 略
 四  子、直系尊属又は兄弟姉妹が数人あるときは、各自の相続分は、相等しいものとする。ただし、嫡出
    でない子の相続分は、嫡出である子の相続分の二分の一とし、父母の一方のみを同じくする兄弟姉
    妹の相続分は、父母の双方を同じくする兄弟姉妹の相続分の二分の一とする。
            」

最高裁判所の決定は、主として2つの部分に分かれます。1番目に上記民法900条4号但書が憲法14条1項
の法の下の平等に反するか、2番目は上記規定が違憲と最高裁が宣明した場合、何時の相続事案から適用
されるのか、です。後者も今後議論を呼びそうです(判決に補足意見もついている)が、民事訴訟法の問題に
なります。庵主の専門に近いのは前者の部分になります。

最高裁のロジックは、相続制度は伝統、社会事情、国民感情などや、婚姻・親子関係に関する規律を総合的
に考慮した上での、立法府=国会による合理的な裁量判断に委ねられていることを前提に、今回の区別が合
理的理由のない差別に該当するというものです。

結論部分を引用すると、「昭和22年民法改正時から現在に至るまでの間の社会の動向、我が国における家族
形態の多様化やこれに伴う国民の意識の変化、諸外国の立法のすう勢及び我が国が批准した条約の内容と
これに基づき設置された委員会からの指摘、嫡出子と嫡出でない子の区別に関わる法制等の変化、更にはこ
れまでの当審判例における度重なる問題の指摘等を総合的に考察すれば、家族という共同体の中における個
人の尊厳がより明確に意識されてきたことは明らかであるといえる。そして、法律婚という制度自体は我が国
に定着しているとしても、上記のような意識の変化に伴い、上記制度の下で父母が婚姻関係になかったという、
子にとっては自ら選択ないし修正する余地のない事柄を理由としてその子に不利益を及ぼすことは許されず、
子を個人として尊重し、その権利を保障すべき
であるという考え方が確立されてきて」おり、「遅くともAの相続
が開始した平成13年7月当時においては、立法府の裁量権を考慮しても、嫡出子と嫡出でない子の法定相続
分を区別する合理的な根拠は失われていたというべきである」。(下線部:庵主)

この決定に関する考えは次回に つづく

Posted on 2013/09/05 Thu. 12:03 [edit]

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大阪で寄り道をしました。 

研究室の庵主は、昨日から広島に行っておりました。
その帰りに、大阪に寄り、大阪で開催している研究会のホームページ用の写真を少し撮影してきました。

大阪というと、大阪城、USJ、通天閣、道頓堀や仁徳天皇陵など、それらしい場所があるのですが、研究
会の大家さん(会場提供してくれている弁護士事務所)が大阪駅近くということで、駅のある北区で写真を
撮影しました。まあ、こんなところもあったよな的記事になりました。

大阪天満宮
DSCF0517.jpg
言わずと知れた学問の神様菅公さまをお祀りしています。撮影前に菅公さまに仁義は切りました。

大阪公会堂
DSCF0519.jpg
中ノ島にあります。

ホームページは9月20日ごろまでには作らないと・・・

Posted on 2013/09/03 Tue. 21:02 [edit]

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震災怪談~関東大震災から90年目に 

今日9月1日は、1923年(大正12年)に発生した関東大震災からちょうど90年目にあたります。
震災を思い返す日なのですが、その後発生した阪神淡路大震災の1月17日、東日本大震災の3月11日も
記憶に残る日です。

庵主も見たのですが、8月23日に放送されたNHKスペシャル 東日本大震災「亡き人との“再会”~被災地
 三度目の夏に~」の評判が良いです。震災で亡くなった人との“再会”を果たした人を追いかけた番組でし
た。このように震災後に発生した不思議な出来事を「震災怪談」と呼ぶことがあります。

震災怪談を語る上で、遠野物語第99話がよく引き合いに出されるので紹介しておきます。

現在の遠野市土淵の出身である北川福二は山田町田の浜に婿に行っていたが、明治の三陸大津波で奥さ
んを失いました。福二と残された2人の子供たちは、元の家のあった場所に小屋を掛けて済んでいました。
津波から1年がたったある夏の月夜の晩に、福二は男女2人連れを見かけたので、近寄って見てみると、女
の方は先年亡くなった妻であり、福二は2人を追いかけます。
(以下原文)
名を呼びたるに、振り返りてにこと笑ひたり。男はと見ればこれも同じ里の者にて海嘯の難に死せし者なり。
自分が婿に入りし以前に互いに深く心を通はせたりと聞きし男なり。今はこの人と夫婦になりてありといふ
に、子供は可愛くはないのかといへば、女は少しく顔の色を変へて泣きたり。死したる人と物言ふとは思は
れずして、悲しく情けなくなりたれば足元を見てありし間に、~見えずになりたり。

東日本大震災でも、数々の震災が生まれ、あるいは発掘ているやに聞いています。参考になる書籍をいくつ
か挙げておきます。
○赤坂憲雄ほか編『みちのく怪談コンテスト2011』(荒蝦夷、2013年)
○『仙台学VOL14』(荒蝦夷、2012年) 上記コンテストの模様を採録
 以上出版社による案内はコチラ → http://homepage2.nifty.com/araemishi/
○黒木あるじ『無残百物語 ゆるさない』(メディアファクトリー、2011年)96話~100話

庵主個人は震災怪談はありません。巻き込まれた親戚はいましたが、幸いにも全員無事でした。

最後に、先のNHKスペシャルが9月8日(日)16:35から総合テレビで再放送されます。前回放送を見逃した方は
どうぞ。
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2013/0823/
https://pid.nhk.or.jp/pid04/ProgramIntro/Show.do?pkey=200-20130908-21-31281

Posted on 2013/09/01 Sun. 18:48 [edit]

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2013-09