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つなぎです。 

10月も半ばになり、授業も落ち着き始めました。
記事にしたいこともあるのですが、今週は公務と校務がかさなっており、一段落するまでのつなぎをしておきます。

今夕の南アルプスの様子はコチラ↓ 秋の空です。
20181016風景

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Posted on 2018/10/16 Tue. 22:00 [edit]

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奥秩父金峰山・御岳参詣道の復活⑯-猫坂 

台風一過、研究室のある甲府も晴れ渡り、季節外れの暑さに見舞われています。
大学も今日から後期、授業は明日から始まります。

今日の南アルプスの様子はコチラ↓ ひさしぶりのうpです。
20181001風景

さて、先週の三連休に、これまた久しぶりに金峰山の御岳参詣道をグループで探索してきました。今回のルートは、御岳金櫻神社から猫坂、燕岩を越えて黒平までの峠道です。
ついでにシリーズのタイトルもちょっと変更しました。

猫坂地図

この道は近世の金峰山への参詣道だけでなく、昭和30年代くらいまでは、黒平集落から御岳への生活道として利用されてきたそうです。年配の方に聞くと、「みんな歩いていたよ~」とおっしゃいます。しかし、現在では、御岳と猪狩からの林道が黒平へ通じているため、事実上の廃道となってしまっています。

スタートは、御岳金櫻神社の石段下にある細田家住宅の脇の道からです。

右手に上ってゆきます。集まっているのは庵主のお仲間。
猫坂①

でここから渓流沿いの舗装道を登ってゆくと、いよいよ山道への入口です。
猫坂②

危険個所があるので、一般の通行は禁止としていますが、我々参詣道探索隊は入ってしまいました。

しかし、
道が崩落し、滑落のおそれのある個所があったので、安易に通行することは命にかかわります!!


ところが、・・・別の問題に帰宅後気づきます。
使い慣れていない写真機だったので、ここから峠までの写真が、手振れで使えない。

申し訳ありませんが、他のサイト--さしあたり、登山ガイドの 三上浩文 さんのサイト 「やぶ山をこよなく愛する登山ガイド 三ちゃんの山日誌」 の猫坂の写真で、荒れっぷりをご覧ください。
URL(リンク張らず):  http://mtgd3chan.blogspot.com/2016/12/blog-post_4.html

猫坂峠までゆっくり歩いて2時間弱で到着しました。猫坂峠を越えるといよいよ金峰山が見えてきます。
猫坂③

右手に見えるのが、金峰山です。金峰山山頂まで、ここからまだ1泊しないとたどり着きません。しかも、参詣道は ほぼ廃道 、黒平を過ぎると 人煙もなし という素人である私たちにはかなりのハードコンディションとなります。

せっかく金峰山が遥拝できる場所なので、今後のアプローチを考えないとねという状況です。

Posted on 2018/10/01 Mon. 14:50 [edit]

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お茶を濁す記事 

仕事が意外と忙しかったこと、ネタがあまりなかったことから、更新が滞り、広告が表示されそうなので、お茶を濁しておきます。

台湾で列車に乗った際のお約束、台鐵便當 です。上辺にある列車―自強号-は、コップ付きのミネラルウオーター。8月末のある日の状況です。

弁当は台鐵便當ですが、乗っている電車は高鐡。 比較的受けやすい写真を選抜
台鉄弁当18


Posted on 2018/09/21 Fri. 17:03 [edit]

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「霊感」という言葉が法令に使われるようになった件 

研究室のある甲府は、朝夕は秋の気配を感じるようになりましたが、まだまだ暑さが続いています。

けさの南アルプスの様子はコチラ↓ 山頂は雲の中です。
20180822風景

日常に若干の余裕ができているため、いろいろと研究室の整理整頓をしたり、あるいは論文に目を通したりしています。
その中で、消費者庁の立法担当者であろう職員の方が執筆している記事( 上野一郎ほか「消費者契約法改正の概要」NBL1128号(2018)58頁 を眺めていたところ、気になる内容を見つけました。

今年の6月8日に成立した 改正消費者契約法 (消費者庁のウエブサイトによると施行は来年6月15日とのこと)で、消費者が取り消すことができる不当な勧誘行為として、霊感等を用いた告知があげられていたため、さっそく条文を確認してみると・・・、第4条(消費者契約の申込み又はその承諾の意思表示の取消し)第3項第6号に「霊感」という用語が使用されているではありませんか。

消費者は、事業者が消費者契約の締結について勧誘をするに際し、当該消費者に対して次に掲げる行為をしたことにより困惑し、それによって当該消費者契約の申込み又はその承諾の意思表示をしたときは、これを取り消すことができる。
一~五  <略>
六  当該消費者に対し、霊感 その他の合理的に実証することが困難な特別な能力 による知見として、そのままでは当該消費者に重大な不利益を与える事態が生ずる旨を示してその不安をあおり、当該消費者契約を締結することにより確実にその重大な不利益を回避することができる旨を告げること。
七~八  <略>


いわゆる霊感商法などの悪徳商法を対象とした新設規定なのですが、いきなり「霊感」が規定されています。

ちなみに、他の現行法令で「霊感」という言葉が規定されているかどうかについて、電子政府の総合窓口e‐Govの法令検索 (URL:http://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0100/)で調べてみても、規定する法令は存在しません。

庵主の世代は子供の頃に、いわゆる心霊ブームや超能力ブームの洗礼を受けており、この言葉に敏感な人が少なくありません。そんな言葉がいよいよ法律の世界にも・・・、と感無量です。

さて、先ほどの立法担当者による記事では、「霊感」に関して次のような解説がなされています。

「霊感」とは、除霊、災いの除去や運勢の改善など、超自然的な現象を実現する能力である。霊感以外の「合理的に立証することが困難な特別な能力」というしては、いわゆる超能力がある。


少なくともこの法律の適用にあたってとの限定はつくものの、「霊感」に対する行政の解釈のひとつとなります。

また、裁判においてこの条項を適用できるか(=消費者がこの条項で救済されるかどうか)を判断するにあたっては、裁判所は問題となる行為が「霊感その他の合理的に実証することが困難な特別な能力による知見」に基づく行為に該当するかを判断しなければならず、法学者や法曹関係者がまじめに「 霊感とは~ 」や「 超能力とは~ 」などを議論する可能性があります。

悪徳商法の被害者の方には申し訳けないのですが、少しわくわくしています。

Posted on 2018/08/22 Wed. 16:48 [edit]

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甲府ねこ(重複御免)-通番39号 

お盆は甲府にいないんだろうニャ
わっちの辞書には帰省っていう言葉はないんだニャ

ノラ39号


Posted on 2018/08/13 Mon. 20:16 [edit]

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甲府ねこ(重複御免)-通番38号 

甲府は今日も猛暑日予報だニャ~
わずかな日陰も見つけるニャ~

23号と重複だけど、23号は未掲載だから、ねこだから細かいことにはこだわらないんだニャ~
ノラ38号

夏休みサービスの2枚目掲載ニャ
ノラ38号2

Posted on 2018/08/03 Fri. 10:10 [edit]

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大正10年の山梨日日新聞「妖怪研究」④完 

研究室のある甲府も連日35度超えの日が続いています。
梅雨が明けるのが早かったためか、例年より酷暑が続き、かなり参ってきています。

今朝の南アルプス方面の様子はコチラ↓ 最近霞んでいる日が多いです。
20180719風景

さて、前回からの狐狸続きということで、大正10年11月25日付けの「妖怪研究(二十二)狐の御馳走 =名医の恩に感じて」を紹介したいと思います。

妖怪研究の実験談原文は全ての組織や登場人物が具体的に固有名詞で書かれている(実在かどうかは一部のみしか確認していません)のですが、利害関係がある方が万一いらしては困るので、これまで全てイニシャルで表示しています。しかし、本話は原文同様主人公をはっきり書いておいた方がよいと考えたので、イニシャルではなく、固有名詞で書き進めたいと思います。

主人公は、 辻保順 という江戸時代から明治時代にかけての実在のお医者さんです。初代の保順守瓶翁(1750~1810年)は、現在の笛吹市春日居町国府で医業を始め、その子孫の多くも医業に従事され、明治時代の四代目までは保順を襲名していたようです。現在は十代目に当たる辻先生が埼玉県東松山市で医療法人保順会・辻保順医院(URL:http://tsuji-hojun-clinic.com/))という病院を経営されています。なお、この家の歴史は、血縁でもある仏文学者・作家の 辻邦生 氏が『銀杏散りやまず』(新潮社)という作品にも書かれています(庵主は斜め読みのみ)。

図にしてみました。
辻保順略系図

記事では、後半に登場する辻頼母氏を保順翁のひ孫と紹介されており、本話の保順翁は初代になります。

さて、妖怪研究の記事は以下のような内容です。

峡東八幡村(注)に辻保順という名の名医がいた。あるとき、狐が魚の骨をのどにひっかけて苦しんでいたのを救ってやったことがあった。その後しばらくすると、ある家から駕籠で迎えにきた。行ってみると、見慣れない家であったが、相当な資産家と見えて、立派な造りで、調度品も見事であった。立派な服装をした主人が出てきて、「先ごろはおかげさまで危なかった命が助かりました。今晩はようこそお出でくださいました」と保順翁に挨拶をしてから、家族に命じて、お膳を出し、善美を尽くした料理を並べて、饗応した。そうするうちに夜が更けてきた。
 村の百姓たちが野良へ出ようとして見ると、保順翁が畑の中に座って、いい機嫌で酒を飲んでいる。百姓たちは驚いて背中をたたくと、保順翁ははじめて気がついた。このような場合、狐の饗応は本物ではないのが普通だが、この時はすべて本物のご馳走で、しかも金蒔絵の膳や杯はそのまま残っていたのであった。だんだんと調べて見ると、前にのどの骨を抜いてやった狐が饗応したのであろうということになった。しかもその膳は、その夜近くの村の某家で行われた婚礼の席上から一人分をそっと持ち出してきたものであって、それは今も同家に保存されているはずだ、と。
 以上は、筆者の知り合いのある老人の話である。

(注)八幡村は現在の山梨市域の一部。後述のとおり辻保順医院は初代から六代目まで現在の笛吹市春日居町国府にあったので、八幡村ではない。

記事出典:湯本豪一『大正期怪異妖怪記事資料集成(上)』(国書刊行会、2014)1264頁


のどに刺さった骨を抜いてやると恩返しに来るという話は、民話によくある話です。
たとえば、オオカミなどを対象とした類話は山梨県内でも収集されています。たいていは、獲物を届けてくれたりとか、危険を知らせてくれたりとかの恩返しですが、実物の料理で饗応したとする点に化けることのできる狐の特徴があるかもしれません。

この記事にはまだ続きの話があります。

甲府市百石町(現:甲府市丸の内二丁目付近)の辻頼母氏は保順翁のひ孫にあたる人である。同氏に筆者がこのことを尋ねてみると、同氏は保順翁が狐を治療してやったことと狐が恩に感じて、保順翁が深夜に患者宅から帰るときは門前まで送ってきたということは聞いているが、饗応を受けたということは聞いていないとのことであった。同氏によると、辻家には武田信玄公の所持していた椀が家宝として伝えられているので、あるいはそれについての誤伝ではないかとも言っておられる。しかし、この椀は精神病者に枕許に置くと、不思議に病人の心を静め、これを治癒させる霊妙な力があるとのことである。


狐の饗応の話は裏が取れなかったようです。その一方で、病人を治す信玄公由来の椀 の話が登場するとは、さすが妖怪研究、怪異は尽きません。

大中院(笛吹市春日居町国府)にある現在の辻家墓所。笛吹市の史跡になっています。
辻家の墓

怪語れば、怪来る。
怪が本格的に来ないうちに、大正10年の山梨日日新聞「妖怪研究」の記事紹介は終わりにしたいと思います。

Posted on 2018/07/19 Thu. 10:38 [edit]

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